現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当院で生検・手術時に採取保存した乳癌(浸潤癌、非浸潤癌)と乳腺良性腫瘍検体を用いて(a) p53-Mieap-BNIP3経路のgenetic, epigeneticな遺伝子変異頻度を検索する。 (b)乳腺腫瘍(良性~悪性)ごとの免疫染色によるMieapの発現評価を行う。この評価が腫瘍の悪性度判定を反映するバイオマーカーとなりうるかについて検討する。(c)試験管レベルでMieap誘導細胞死のメカニズムを明らかにする。乳癌細胞株を用いてMIVを介した表現型の検討を行い、そのメカニズムを解明する。について、研究を行いその結果を論文発表行った。 Gaowa S, Futamura M*, Tsuneki M, Kamino H, Tajima JY, Mori R, Arakawa H, Yoshida K. Possible role of p53/Mieap-regulated mitochondrial quality control as a tumor suppressor in human breast cancer. Cancer Sci. 2018 Oct 5. doi: 10.1111/cas.13824. *Corresponding author
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