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2019 年度 研究成果報告書

CEACAM1を標的とした大腸癌新規免疫療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K10560
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

横山 省三  和歌山県立医科大学, 医学部, 非常勤講師 (90398462)

研究分担者 山上 裕機  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20191190)
松田 健司  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (30398458)
堀田 司  和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (50244744)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードCEACAM1 / exosome / colorectal cancer / serum
研究成果の概要

血清exosomal CEACAM1測定はCEAの測定と同様に、凍結血清を25℃で融解、exosome再溶解を5倍に濃縮、1% bovine serum albumin (BSA)に溶解することでELISAにて測定可能となった。血清中のCEACAM1とexosomal CEACAM1の割合が、Stage I,II,IIIの症例の0.004%~9%に対しStage IVの症例は7.8%~45.4%であった。血清exosomal CEACAM1が遠隔転移を有する病期で血清での割合が上昇することは、exosomal CEACAM1が転移を有する病期において何らかの作用を有している可能性がある。

自由記述の分野

外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

細胞は他の細胞との接着によりシグナルを交換しあうことが知られている。血清エクソソーム内に存在する細胞膜たんぱく質により、エクソソームと細胞の接着により、細胞と細胞との接着のような何らかのシグナルを伝達する可能性がある。その生物活性がある分子の1つとしてエクソソーム内のCEACAM1の測定法を確立し、臨床検体で測定したことに学術的意義ある。社会的意義としては、大腸癌患者の血清中の生物活性のある膜たんぱく質を有するエクソソームが明らかになることで癌患者に効果のある診断法、治療法の開発への礎となる。

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公開日: 2021-02-19  

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