研究課題/領域番号 |
17K10668
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
西村 潤一 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 消化器外科副部長 (20379209)
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研究分担者 |
香山 尚子 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (40548814)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 大腸癌 / 間質 / マクロファージ / 樹状細胞 |
研究実績の概要 |
研究代表者の異動に伴い、2018年7月より研究の実施を大阪国際がんセンター研究所で施行することとなった。平成30年度培養方法の確立が急務であり、研究計画・方法の、②大腸癌間質のマクロファージ、樹状細胞のサイトカイン発現およびT細胞誘導能の解析大腸癌間質のマクロファージ、樹状細胞の培養方法の確立の後に実施を予定している。しかし、平成30年4月1日より実際の実験を担当する実験助手の異動により、検体処理およびFACSによる解析、培養などの予定していた研究が進まない状況となった。平成31年4月1日より新たに実験助手が雇用され、大阪国際がんセンター研究所の連携研究員として登録された。今後大腸癌間質のマクロファージ・樹状細胞の単離および培養を再開する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
平成30年4月1日より実際の実験を担当する実験助手の異動により、検体処理およびFACSによる解析、培養などの予定していた研究が進まない状況となった。平成31年4月1日より新たに実験助手が雇用され、大阪国際がんセンター研究所の連携研究員として登録された。今年度より大腸癌間質のマクロファージ・樹状細胞の単離および培養を再開している。
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今後の研究の推進方策 |
現所属施設において大腸癌切除術症例は年間300例以上あり、検体を確保することについて問題はない。また、FACSの実施なども人員の確保が完了したために研究体制が確立した。本年度は可及的速やかに培養方法を確立し、T細胞との共培養を進めることを行う。また30年度以降の目標である網羅的解析については並行して進めることが可能と判断される。30年度以降の目標である抗体アレイによる特異的マーカーの網羅的解析も培養方法の確立を待たずに進める方針である。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成30年4月1日より実際の実験を担当する実験助手の異動により、検体処理およびFACSによる解析、培養などの予定していた研究が進まない状況となった。平成31年4月1日より新たに実験助手が雇用され、大阪国際がんセンター研究所の連携研究員として登録された。今後大腸癌間質のマクロファージ・樹状細胞の単離および培養を再開する予定である。
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