研究課題/領域番号 |
17K10707
|
研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
藪下 泰宏 横浜市立大学, 医学部, 助教 (80614693)
|
研究分担者 |
遠藤 格 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (60211091)
廣島 幸彦 横浜市立大学, 附属病院, 助教 (60718021)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
キーワード | 膵癌 / 膵前癌病変 / CRMP4 / 膵癌間質組織 |
研究実績の概要 |
平成30年度は膵前癌病変モデルを用いてCRMP4ノックアウトとCRMP4野生型を比較検討し、CRMP4の膵前癌病変の発生における役割を詳細に解析し、組織学的評価と両群間における比較検討を行った。研究成果の一部は第30回日本肝胆膵外科学会学術集会(平成30年6月、横浜)と第23回日本外科病理学会学術集会(平成30年、横浜)で発表した。同領域の研究者より、講評を得た。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現時点で、膵前癌病変マウス18匹、CRMP4ノックアウト膵前癌病変マウス10匹の検討を行った結果、CRMP4ノックアウトの群でPanINが低Gradeになる傾向を確認している。膵前癌病変マウスを作成し、その免疫染色を行っている。現在p53マウス導入に向けて関係各所と調整を行っている。概ね順調である。
|
今後の研究の推進方策 |
今後はp53欠損マウスを導入し、膵癌モデルマウスで膵癌が発生することを確認する。またCRMP4ノックアウトマウスとの交配を行い、CRMP4ノックアウト膵癌マウスの作成を行っていく。研究成果の一部を英文論文で作成する予定である。
|