研究課題
当初補足運動野周辺に病変を有する脳腫瘍、てんかん症例を対症に、術中の皮質皮質間誘発電位記録を行い、術後の言語症状との関連性について評価を予定していたが、対象となる症例が非常に少なかったため、方針の変更を余儀なくされた。そこで、脳腫瘍、てんかん患者で術前に言語側方性の評価を行った患者について、Wada testと機能的MRIの側方性の関連を評価したところ、古典的な言語領域であるBroca野やWernicke野よりも、捕捉運動野における機能的MRIの賦活がWada testの側方性を精度よく予測できることを明らかにした。合わせて、機能的MRIにlag structureを用いた生体ノイズ除去方を適応することで、機能的MRI信号の偽陽性及び個人間変動を抑える事ができることも明らかにする事ができた。これらの成果は、諸学会で報告し、現在論文を投稿中である。
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 1件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 3件)
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