腰椎のModic変化は腰痛の原因とされている椎間板変性や髄核変位を除外しても、タイプⅠのModic変化が腰痛と有意かつ独立して関連していることを明らかにした。さらに、腰痛のVASスコアは、タイプⅠのModic変化のある被検者がModic変化のない被検者よりも高く、タイプⅠのModic変化がより重度の腰痛と関連していることを示した。タイプⅠのModic変化は、椎間板の変性や髄核変位とは別に腰痛に影響するため、独立した腰痛の因子になり得ることや、他のタイプよりも炎症性の疼痛に関与することを研究成果として国際雑誌に掲載した。
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