研究課題/領域番号 |
17K10974
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
江森 誠人 札幌医科大学, 医学部, 講師 (20580286)
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研究分担者 |
塚原 智英 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (20404634)
清水 淳也 札幌医科大学, 医学部, 道兼任教員 (00826802)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 軟部肉腫 / CD109 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は軟部肉腫における早期の再発転移診断を可能とする血漿バイオマーカー検査を確立することである。CD109タンパクは正常組織では非常に限られた細胞にのみ発現する膜タンパクで、発癌との関連が注目されている。血清中のCD109量は、原発巣切除前と再発時では有意差は認めなかった。しかし検討した症例は4例であり、今後症例の蓄積を行って再検討する必要がある。
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自由記述の分野 |
骨軟部腫瘍
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
軟部肉腫においては、癌種のように再発・転移の早期発見を可能とする腫瘍マーカーは存在しない。我々は軟部肉腫において早期の再発・転移の検出を可能とするような血清マーカーの同定を目指した。特にCD109に着目した。しかしCD109においては、再発・転移時にも血清存在中のCD109抗原量に有意な差は認められず、再発・転移の検出を可能とするマーカーとはなりえなかった。今後新しいマーカーの同定が必要である。
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