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2019 年度 研究成果報告書

視床下部-下垂体-性腺軸の中枢制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K11237
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関島根大学

研究代表者

金崎 春彦  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (10325053)

研究分担者 折出 亜希  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (00423278)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード月経異常 / 女性内分泌 / 生殖内分泌 / キスペプチン
研究成果の概要

アクチビンは視床下部mHypoA-55細胞のKiss-1発現を増加させた。アクチビン結合蛋白であるフォリスタチンは単独でmHypoA-55細胞のKiss-1発現を減少させた。アクチビンによるKiss-1発現の増加はフォリスタチン存在下で阻害された。卵胞期に卵胞からの分泌が上昇するインヒビンBはmHypoA-55細胞のKiss-1発現に影響を与えず、黄体期に上昇するインヒビンAはKiss-1発現を有意に減少させた。アクチビンのKiss-1増加作用はインヒビンA存在下で阻害された。mHypoA-55細胞におけるインヒビンサブユニット発現はエストラジオールで増加した。

自由記述の分野

生殖内分泌学

研究成果の学術的意義や社会的意義

女性の月経周期は視床下部-下垂体-性腺軸により精巧に調節されているが、体重の増減や過度な運動、ストレスの存在などにより簡単に破綻する。視床下部-下垂体-性腺軸の頂点に存在するとされる脳内キスペプチンニューロンの制御機構を知ることは、女性内分泌の詳細を解き明かす手掛かりになると思われます。

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公開日: 2021-02-19  

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