研究成果の概要 |
41家系110例に対してターゲットリシークエンス解析を行った.10家系において病的変異と考えられるバリアント(CCDC50, PTPQR, CDH23, MYO15A, TRIOBP, TEMPRESS3, KCNQ4, EYA4, USH2A)を確認した.ターゲットリシークエンス解析により原因遺伝子を特定し得なかった15家系62例に対してエクソーム解析を行いOTOG,CDC42,WFS1,TANGO6の遺伝子変異をそれぞれ3,1,1,1家系に認めた.OTOG遺伝子変異は軽度難聴の原因として論文報告した.CDC42遺伝子変異例は臨床所見と併せて武内・小崎症候群と診断した.
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