研究課題
前庭神経節細胞を薬剤にて障害後、前庭神経細胞機能を代替するためにヒトiPSC由来神経幹細胞(hNSC)を頭蓋内に移植した。結果移植後1ヵ月目では前庭機能の改善が見られたが、2か月以降では有意な差は見られなかった。このことから、2か月目以降では残存神経細胞による代償の可能性が考えられる。また、免疫組織染色にて移植した細胞は確認することができたが、神経への分化は確認出来なかった。これらから、短期間においては移植治療の有能性が示唆された。
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