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2020 年度 実績報告書

舌癌に対する制御性T細胞除去療法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K11385
研究機関熊本大学

研究代表者

折田 頼尚  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (90362970)

研究分担者 三木 健太郎  岡山大学, 大学病院, 助教 (20747448) [辞退]
佐藤 康晴  岡山大学, 保健学研究科, 教授 (00579831)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード舌癌 / Treg / DEREGマウス / 4NQO
研究実績の概要

我々はこれまでに4-nitroquinoline-1-oxide (4NQO)誘発性舌癌モデルマウスを用いた研究の中で、制御性T細胞(Treg)の浸潤は前癌病変~初期癌において最大量となり癌の進行とともに減少することを発見しました。今回、ジフテリアトキシン誘導性にTregを排除することが可能なDEREG(Depletion of regulatory T cell)マウスに同様の手法で発癌させ、高度異形成が生じる15週目でジフテリアトキシンを投与しTregを排除したところ、25週目になっても舌癌が発症しないという結果が得られました。しかし、DEREGマウスの繁殖が困難で必要個体数確保に難渋し、更にはそもそも発癌しない個体も複数確認され、統計学的に明確な結果をまだ出せていない状況です。個体によって結果が異なる原因を究明中です。

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公開日: 2021-12-27  

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