研究成果の概要 |
組織炎症ではGlycolytic Mpsにより組織障害が起こる。随伴低酸素環境下でOXPHOS傾斜Mpsにリプログラムされ血管新生や瘢痕形成を招来する。Mps/RPE相互作用でIL-6, IL-8, MCP-1やVEGF産生が増強され、本作用の一部はMps産生TNF-αにより担われる。RPE→Exosome→Mps→TNF-α→RPE→MCP-1, IL-6, VEGFの炎症増悪回路について共培養由来ExosomeはVEGF産生増強には部分的寄与に留まり、全面的に依存するMCP-1, IL-6産生と異なる。ヒト共培養系で著明に産生が低下するRPE産生Exosome中のmiRNAを同定した。
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