本研究の最終目標は,最適な組織創傷治癒を誘導する歯科材料と積極的な組織再生を誘導する再生医療材料を開発し,歯髄・根尖性歯周組織疾患に対する次世代型治療法を確立することにある. バイオガラス配合セメントを応用した根管充填シーラーは研究実績をもとに商品化した.また,バイオガラス配合セメントを応用した覆髄剤に関する内容,およびバイオガラス/FGF-2徐放性ゼラチンの物理化学的特性に関する研究は3年度間の研究実績として論文発表を行った(J Biomater Sci, Polym Ed,J Biomed Mater Res B).
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