口腔がんは進行期で発見されることが多い。一般開業歯科医(GP)が日常臨床で口腔がんを発見出来れば、早期発見につながる。これまでGPをサポート体制を整備する目的で、webを用いた情報提供システムである口腔がん検診ナビシステムを構築してきた。 本研究では、この口腔がん検診ナビシステムの技術を利用して、GPと口腔がん専門医療機関をICTネットワークでリアルタイムに情報共有し、GPにあたかも口腔がん専門医が静注し、口腔がん検診を行うがごとくのバーチャル検診センターを学内に構築し、口腔がん検診を行うためのネットワーク管理、クリニカルパスやアルゴルリズムを整備した。また口腔がん検診のため、講演活動を行った。
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