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2019 年度 研究成果報告書

エナメル質再石灰化を誘導するアメロジェニン活性領域の同定

研究課題

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研究課題/領域番号 17K11969
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関北海道医療大学

研究代表者

齊藤 正人  北海道医療大学, 歯学部, 教授 (50337036)

研究分担者 谷村 明彦  北海道医療大学, 歯学部, 教授 (70217149)
安彦 善裕  北海道医療大学, 歯学部, 教授 (90260819)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードアメロジェニン / 再生医療 / MIH
研究成果の概要

市販のエムドゲインは、ブタ歯胚より抽出したエナメルマトリックス抽出物で、その90%以上は疎水性のアメロジェニンからなるものである。アメロジェニンは、歯の形成期においてエナメル上皮細胞に発現するが、歯の形成が完了するとエナメル上皮細胞は消失するため、ヒトからアメロジェニンを採取することは困難であり、これまでにヒトアメロジェニンを使用した石灰化に関する報告はほとんどみられない。
本研究は、ヒトアメロジェニンの機能を検証するために、全長リコンビナント・ヒトアメロジェニンを遺伝子導入により発現および精製し、ヒトアメロジェニンの詳細を明らかにすることを目的とした。

自由記述の分野

小児歯科

研究成果の学術的意義や社会的意義

アメロジェニンは、エナメル質の石灰化に非常に重要なタンパク質です。このタンパク質は、エナメル質が完成するとほとんど確認できなくなります。今日、歯周病によって減少した骨を再生するためにこのアメロジェニンはエムドゲインとして使用されています。しかし、エムドゲインはブタ由来のものを使用しており、ヒトからのアメロジェニンはこれまでありません。今回の研究によって、ヒトのアメロジェニンを抗体から作成できるようになりました。そのため、今後の歯科界にとっても非常に重要な研究になります。

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公開日: 2021-02-19  

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