• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 実施状況報告書

communionを基盤とした看護プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12076
研究機関千葉大学

研究代表者

山下 裕紀  千葉大学, 大学院看護学研究科, 特任准教授 (40326319)

研究分担者 高橋 良幸  千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (30400815)
石橋 みゆき  千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40375853)
正木 治恵  千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90190339)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードcommunion
研究実績の概要

本研究は2部で構成し,研究1では,先行研究結果をもとに構成したプログラムを専門家会議を経て作成し,研究2では,臨床看護師を対象に本プログラムを実施し,これらのデータを質的帰納的に分析した後,プログラムの妥当性・明確性・実行可能性・有用性について検証し,プログラムを洗練することを計画している.平成29年度実施内容は以下であった.
<communionに関する調査> 研究代表者は共同研究者とともに英国の教会を訪問し,資料収集とholy communion見学を行った.宗教的・歴史的・文化的背景に関する知見を得た.<検討会議開催> 全研究者間で研究計画案の確認をした.共同研究者より,評価ツールの検討案,プログラム内容の案に関する意見を得た.専門家の協力は,異動等の状況に伴い得られなかったが,今後協力者を募ることとしている.<分析方法の修得> 分析方法に質的統合法(KJ法)を活用することを検討しており,研究代表者が研修参加を行った.<フィールド開拓・協力者獲得の準備> 研究代表者は,平成30年1月「看護におけるcommunionの構造化(風間書房)」を出版した.今後本概念を用いて研究実施協力を募るにあたり,その説明資料として,本概念や本研究のねらいを説明する簡易な資料(A4サイズ10枚,図表入)を作成し準備した.
今後は評価ツールとプログラム案を作成するとともに,研究フィールドの開拓と倫理審査承認を得ることを計画している.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

データ収集場所は,過去フィールドとした施設を計画していたが,平成30年4月1日付で異動することが平成29年度に決まったため,新たなデータ収集場所を確保する必要が生じたため.

今後の研究の推進方策

異動後,候補となるデータ収集場所に関する情報を取得し,当該施設の倫理審査委員会の承認を得る.

次年度使用額が生じた理由

平成29年度はフィールド開拓やデータ収集における人件費・謝金の捻出が不要であり,平成30年度その経費として使用する.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 脳卒中失語症患者と看護師とのあいだにあるcommunionの成立-「触れる-触れられる」場面の分析報告-2018

    • 著者名/発表者名
      山下裕紀,正木治恵
    • 学会等名
      第23回千葉看護学会学術集会
  • [図書] 看護におけるcommunionの構造化2018

    • 著者名/発表者名
      山下裕紀
    • 総ページ数
      155
    • 出版者
      風間書房
    • ISBN
      978-4-7599-2210-3

URL: 

公開日: 2018-12-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi