目的:急性期病院看護師の倫理的効力感を高める倫理研修プログラムの実施とその評価。 方法:急性期病院で看護師の研究参加を募り、臨床で倫理研修プログラムを実施し、参加看護師へのインタビューによりデータを収集し、質的記述的分析を実施した。データ収取期間は2017年ー2019年とした。 結果:8名の研究参加者を得られ、研修プログラム実施後の成果として、倫理問題への積極的な取り組みへの自覚、看護実践の向上のための倫理的調整、専門職者としての成長、仲間の存在によるエンパワー等を抽出した。結論:本プログラム効果として、急性期病院看護師が倫理的看護実践への自己効力を自覚し、倫理的効力感を高める可能性が示唆された。
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