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2017 年度 実施状況報告書

チーム・パフォーマンス向上を志向した学生感情調節尺度とグループ風土評価尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12111
研究機関信州大学

研究代表者

會田 信子  信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (80291863)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード協同学習 / アクティブ・ラーニング / 感情調節 / 感情風土 / チーム・パフォーマンス / オンライン調査
研究実績の概要

本研究は、アクティブ・ラーニングで重要なメソッドの一つである協同学習におけるチーム・パフォーマンス向上を視野にいれて、保健医療分野の大学生が協同学習中の自身の感情調節(emotional regulation)の程度を自己評価する『チーミング・プロセス感情調節評価尺度』と、協同学習グループの感情風土(emotional climate)を評価する『ワークグループ風土評価尺度』を考案し信頼性・妥当性を検証することを目的としている。
平成29年度は、「感情調節」「チームの感情風土」および「チーム・パフォーマンス」に関連する和洋書および国内・外の研究論文を収集し知見を整理した。その結果をもとに、尺度開発の基盤となる概念枠組みをオリジナルに作成することを本年度の目標としたが、海外論文等において隣接概念の尺度が確認されたことから、英語のオリジナル版を邦訳して信頼性・妥当性を検証する計画に変更するか、尺度開発の構成概念について改めて検討している段階である。
また大学生を対象としたオンライン調査について計8社の関連業者の情報を比較検討した。業者によって、モニターのサンプリング方法やサービス内容、概算金額などにかなりの相違があり、本研究の目的を達成するためにどのようなデータ収集方法が最適であるか比較検討中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

文献の詳細な検討の結果、研究計画の方向性を再検討する課題に直面したため。

今後の研究の推進方策

平成30年度は、平成29年度に明らかになった課題を検討するなかで研究の方向性を明確化し、倫理委員会への申請・承認を得て、オンライン調査の準備を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

消耗品費の値引きがあったため、5,318円の残額となった。次年度の消耗品費に使用予定。

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公開日: 2018-12-17  

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