研究課題/領域番号 |
17K12118
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
村上 真理 広島大学, 医系科学研究科(保), 助教 (10363053)
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研究期間 (年度) |
2018-02-28 – 2022-03-31
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キーワード | 学習障がい / 看護系大学 / 臨地実習 / 支援 |
研究実績の概要 |
2020年度はCOVID-19の影響を鑑み、研究方法を変更し、再度倫理審査委員会で審議・承諾を得た。研究協力者の募集について145名をリクルートしたところ9名(6.2%)の協力者が得られた。3名で3グループを構成し、COVID-19拡大防止の観点からオンラインフォーカスグループインタビューを2021年3月に実施した。質問内容は、先行研究から抽出した、LDの可能性のある看護学生への指導経験の有無、LDの可能性のある看護学生と関わる際の困難、LDの可能性のある看護学生への臨地実習での学習支援、LDの可能性のある看護学生の進路選択の支援とした。その結果、グループごとに類似したカテゴリと得意なカテゴリが抽出された。現在分析途中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度はCOVID-19の影響から、データ収集方法を、対面からオンラインに変更し、そのために倫理審査委員会に再度審議をはかり、許可を得られてから調査を再開した。従って、当初の予定より大幅におくれたため、1年間延長申請を行った。
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今後の研究の推進方策 |
2021年度は、得られたデータからカテゴリを整理し、LDの可能性のある看護学生に対して、どのような学習支援や進路支援をすべきかを明確にし、英語論文を公表する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2020年度はCOVID-19感染拡大防止のためデータ収集方法を変更し、再度倫理審査を申請し承諾を得た。そしてデータ収集を行ったのが、COVI-Dパンデミック時期を避けたため、2020年度末になったことで、次年度使用額が生じた。次年度は、得られたデータを分析し、英語論文を作成し投稿予定である。
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