研究課題/領域番号 |
17K12126
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 (2019-2022) 新潟県立看護大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
中澤 紀代子 新潟医療福祉大学, 看護学部, 講師 (10643794)
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研究分担者 |
定方 美恵子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00179532)
高島 葉子 長岡崇徳大学, 看護学部, 教授 (20553308)
境原 三津夫 新潟県立看護大学, 看護学部, 非常勤講師 (30332464)
松井 由美子 新潟医療福祉大学, 看護学部, 教授 (00460329)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 助産師基礎教育 / 分娩後出血 / シミュレーショントレーニング |
研究成果の概要 |
分娩後出血とは、分娩後24時間以内の500ml以上の出血(WHO,2012)と定義されており、我が国の妊産婦死亡の主要原因である。その発症予測は非常に困難であり、重症の分娩後出血になる患者の20%はリスク因子を有していない。また、発見や治療の遅れは容易にDIC(播種性血管内凝固症候群)や出血性ショックへ移行し重篤化を招くため、助産学生であっても分娩に携わる医療者として分娩後出血への適切な対応が求められる。そのため、助産学生のクリティカルシンキングと分娩後出血の対応に特化した助産実践能力の育成をねらい、助産師基礎教育から臨床への連動を意識した分娩後出血に関する教育プログラムの開発に取り組んだ。
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自由記述の分野 |
助産学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ハイリスク妊産褥婦・新生児に対する助産実践能力の育成は、助産師基礎教育の重点課題である。従って、ハイリスク妊産婦に関する助産実践能力の向上が求められる助産学生に特化して、本教育プログラムを開発することは、周産期医療の中心的担い手となる助産師の育成につながる。
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