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2022 年度 実績報告書

医療専門分野のスキルアップにつなぐ多職種連携技術教育の探究

研究課題

研究課題/領域番号 17K12148
研究機関久留米大学

研究代表者

森本 紀巳子  久留米大学, 医学部, 教授 (80268953)

研究分担者 加悦 美恵  久留米大学, 医学部, 准教授 (80330869)
高橋 梢子  島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (90453240)
中山 麻由  久留米大学, 医学部, 助教 (30713218) [辞退]
宮本 いずみ  久留米大学, 医学部, 助教 (80587064) [辞退]
三次 貴大  久留米大学, 医学部, 助教 (80785866)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード食事援助 / 看護技術 / 多職種連携
研究実績の概要

本研究は、看護師、介護士、言語聴覚士による食事介助の実践において、各職種がどのように視覚情報を得て、援助しているかを眼球運動測定装置(TalkEye Lite:竹井機器株式会社)を用いて分析する観察研究としている。特に、各職種の食事援助に、嚥下や口腔内状況の観察の違い、援助方法の違い、各職種の言動の違いがあるか、そしてその内容に注目している。
2022年度は、本実験にむけて、①口腔内の視線の測定可能か、②実験に用いる事例、食材、測定環境などを検討するためにプレ実験を行った。被験者4名(臨床看護師2名、介護士1名、訪問看護師1名)と模擬患者2名の協力を得た。また、眼球運動測定装置操作の指導に、機器操作に詳しい看護師1名の協力を得た。
結果、各職種の被験者は、患者の目、口に注視することが共通していた。また、患者の左右どちらから援助するか、どの食材から進めるかなど動作に入る前に考えることが共通していた。被験者は咽頭を時々見て嚥下の確認を行ったことを実験後のアンケートで回答していた。
本実験に向けては、①眼球運動測定置で狭く奥行きがある口腔内の視線の動きや注視点を測定することができなかったこと、②被験者が戸惑わないように事例を詳細にすること、模擬患者の訓練、食材の精選などが課題となった。

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公開日: 2023-12-25  

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