研究課題/領域番号 |
17K12176
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
川口 賀津子 国際医療福祉大学, 福岡看護学部, 准教授 (40469383)
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研究分担者 |
鳩野 洋子 九州大学, 医学研究院, 教授 (20260268)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 中高年 / ジェネラリスト看護師 / 役割 / 尺度開発 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、中高年ジェネラリス看護師の役割遂行状況を測定できる「中高年ジェネラリスト看護師の役割遂行尺度」の開発とその信頼性・妥当性を検討することである。 2017年は、インタビューデータを分析、尺度項目を抽出し、看護管理の研究者などに意見を求め尺度案を作成した。そして、国内200床以上の病院に勤務するジェネラリスト看護師にアンケート調査を実施した。 2018年は、アンケート調査の結果集計・分析を行った。分析の結果、開発した尺度の妥当性と信頼性は十分に確保できることを確認した。 2019年は、本研究についての論文作成と海外ジャーナルへの公表を目指した。しかし、自分自身の業務の多忙さや翻訳並びに英文校正に時間がかかったことにより、学会発表に留まり論文の公表に至っていない為、引き続き、論文の修正を行い公表を目指していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本年度は、論文作成と海外ジャーナルへの公表を目指していた。 作成し投稿したものの、採択まで至らず修正作業を継続している。 研究内容の一部を、日本看護科学会で発表したのみであった。 計画通りに進まなかった理由としては、業務が多忙であり、研究への取り組みが十分実施できなかったこと、翻訳や英文校正に時間を要していることが考えられる。
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今後の研究の推進方策 |
<学会発表・論文作成と発表> 自己の業務調整を確実に行い、研究への取り組み時間をを増やしていく。 現在、継続して行っている海外ジャーナルへの論文発表、および、昨年度学会発表した「中高年ジェネラリスト看護師の役割遂行状況とその関連要因」についても論文作成の予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
学会発表のため出張費について、所属する国際医療福祉大学の研究費を使用したため旅費の使用がなかった。 論文作成および投稿が遅れたため、報告書の作成や郵送に等に使用する予定であった費用を使用しなかった。 今後、論文を修正するに当たり業者依頼を考えているため、その費用が発生する。また公表となった後は、本研究に関する報告書の作成や郵送に等に使用する予定である。
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