研究課題/領域番号 |
17K12196
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研究機関 | 関西福祉大学 |
研究代表者 |
西村 夏代 関西福祉大学, 看護学部, 講師 (60553980)
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研究分担者 |
山口 三重子 姫路大学, 看護学部, 教授 (90279018)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | ワーク・モチベーション / 職務態度 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、臨床での成果やケアの質向上に寄与する看護師のワーク・モチベーションに関する規定要因を明らかにし、組織的支援モデルの開発を行うことである。 H30年度は、以下の2点について研究を進めた。 ①看護師のワーク・モチベーションの規定要因について、理論的根拠から要因と考えられる概念や具体的事象を検討するため、文献検討を行なった。その結果、いくつかの要因が絞られ、その概念について検証すべく測定尺度の質問項目を検討中である。 ②作成したワーク・モチベーション測定尺度を使用し、「ICU看護師のワーク・モチベーションと家族サポート態度との関連性」の検証を行いまとめた論文を発表した。(”Relationship between work motivation and family support attitudes among ICU nurses in Japan. at the "55th World Advanced Nursing and Nursing Practice Congress ". March 13-14, 2019)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
H30年度はICU看護師のワーク・モチベーションと職務態度(ケア行動)との関連性の検証を行いまとめた論文を発表に時間を要した。現在はワーク・モチベーションの規定要因と考えられる概念の測定尺度を作成すべく、質問項目を検討中である。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、看護師のワーク・モチベーションの規定要因と考えられる概念を測定する尺度を開発するため、質問項目を選定し、全国規模の調査を実施する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
H30年度の当初予定では、尺度開発のため質問紙を使用した全国調査を実施する予定であったが、予定がやや遅れており次年度に全国調査を実施するため次年度使用額が生じたと考える。
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