研究課題/領域番号 |
17K12243
|
研究機関 | 高崎健康福祉大学 |
研究代表者 |
藤本 桂子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 講師 (80709238)
|
研究分担者 |
神田 清子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (40134291)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
キーワード | 乳がん / 思春期 / 女子 / 体験 / 母親 |
研究実績の概要 |
2019年度の研究成果として、乳がんの母親を持つ思春期女子の体験に関する海外論文12件のクリティークを行った。12件の論文の動向(論文の対象者やがん種、発行年や結果の内容など)をまとめ、2020年8月に行われる日本看護研究学会にて発表予定である。 また、乳がんの母親を持つ思春期女子の体験について内容分析で明らかにし、4つのカテゴリ、23のサブカテゴリ―が明らかになった。結果について海外雑誌に投稿中である。 思春期女子を持つ乳がん患者の体験については分析中で、今後、学会発表および論文投稿予定である。 これらを踏まえ、今後、「乳がんを持つ母親と思春期女子の対話を基盤にした支援モデル」の原案を作成予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究成果を発表予定であった学術集会の開催中止等があり、本研究の成果に対する評価や意見について検討する機会が得られなかったことや、論文投稿により得られた査読者からの助言に基づき修正過程であるため、それらが済んでから支援モデルの原案を作成したいと考える。
|
今後の研究の推進方策 |
今後の推進方策としては、モデル作成のための根拠材料を分かりやすく整理することで、モデル作成とその検討を進めていきたい。
|
次年度使用額が生じた理由 |
研究計画の遂行が送れているため、次年度使用額が生じた。今後の分析、研究協力者への謝礼、翻訳料などに使用予定である。また調査や成果発表の際の旅費とする。
|