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2019 年度 実施状況報告書

慢性呼吸器疾患患者のアドバンスケアプランニングを実現する看護支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12264
研究機関順天堂大学

研究代表者

樋野 恵子  順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (30550892)

研究分担者 青木 きよ子  順天堂大学, 医療看護学部, 特任教授 (50212361)
高谷 真由美  順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (30269378)
鵜澤 久美子 (桑江久美子)  順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (50635167)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード慢性呼吸器疾患患者 / エンドオブライフ / アドバンスケアプランニング / 看護支援プログラム
研究実績の概要

本研究は、わが国における慢性呼吸器疾患患者に特化したアドバンスケアプランニングを実現するための看護支援プログラムを開発することを目的とする。
2019年度は、前年度に実施した英国における終末期医療の研究者とのディスカッションと看護実践者へのインタビュー、文献調査等で得た知見を分析し、第29回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会でのシンポジウムにおいて、「セルフマネジメント支援とアドバンス・ケア・プランニング(ACP)」について発表する機会をいただいた。シンポジウムの場では、臨床において終末期医療に携わる参加者と有意義な意見交換ができ、研究遂行へのヒントを得ることができた。
今年度の成果を生かし、次年度は患者・看護師へのインタビュー調査によって、日本におけるアドバンスケアプランニングの現状と課題を把握し、慢性呼吸器疾患患者に特化した看護支援プログラムの作成へと繋いでいきたい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

これまでの研究成果を統合し、学術集会でのシンポジウムにおいて慢性呼吸器疾患を持つ患者に対するアドバンスケアプランニングの現状と課題等について発表し、臨床での経験を持つ参加者との意見交換ができたことは、研究遂行において大変意義があった。しかし、計画していた看護支援プログラムの完成には至っておらず、次年度に向けて継続的に取り組んでいく予定である。

今後の研究の推進方策

今後の研究の推進方策として、次年度は慢性呼吸器疾患患者に特化したアドバンスケアプランニングを実現するための看護支援プログラムを作成する。社会情勢を鑑みたうえで作成したプログラムを実施し、効果を検証する。

次年度使用額が生じた理由

今年度は、ほぼ計画通りに研究費を使用することができた。次年度は主に患者・看護師へのインタビュー調査と、作成した看護支援プログラムの実施に関する活動において、研究費を使用する計画である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] シンポジウム1 呼吸器疾患患者のセルフマネジメント支援マニュアル2019 セルフマネジメント支援とACP(アドバンス・ケア・プランニング)2019

    • 著者名/発表者名
      樋野 恵子
    • 学会等名
      第29回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会

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公開日: 2021-01-27  

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