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2017 年度 実施状況報告書

治療を受ける子育て世代のがん患者に対するIT活用型包括的支援モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12267
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

望月 留加  東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (10412991)

研究分担者 細坂 泰子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (90459644)
神田 清子  群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (40134291)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードがん看護 / 子育て支援 / 支援モデル
研究実績の概要

本研究の目的は、治療を受ける子育て世代のがん患者が抱える気がかりに対するアセスメントツール、及びアプリケーションを開発し、評価指標に基づくITを活用した包括的ケアモデルの開発を行うことである。
平成29年度は治療を受ける子育て世代のがん患者が変える気がかりと支援内容の明確化を行うために、文献検討を行った。その結果、わが国においては質的記述的な因子探索研究のみが6件報告されていることが明らかとなった。テーマとしては、子どもに対する思いや希望、病名告知・日常生活上の困難などが焦点化されていた。なお、患者を対象とした研究はすべて乳がんに限定されていた。欧米においては、1980年代後半からがん患者の子育て支援に関する研究がなされおり、現在では介入研究の報告も散見されるようになった。中でも、電話による参加型プログラムの介入は高い有効性が示されていた(Amy J(2017))。
以上の結果をふまえ、今後は治療を受ける子育て世代のがん患者が抱える気がかり尺度を開発する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

他業務の都合で、本研究エフォートを変更せざるを得ない状況が生じたため。

今後の研究の推進方策

平成30年度における本研究のエフォートを調整し、平成29年度に行う予定であった研究を遂行する。

次年度使用額が生じた理由

他業務の都合で本研究エフォートを変更せざるを得ない状況が生じたために研究の達成度が遅れている分、予算も予定通り使用することはなかった。情報収集や研究成果の発表のために参加予定であった学会にも参加しなかったため、旅費も予定通りには使用はしなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 外来化学療法を受けながら就労する壮年期がん患者が抱く心のよりどころについての研究2018

    • 著者名/発表者名
      高橋めぐみ、佐藤正美、望月留加
    • 学会等名
      第33回日本がん看護学会学術集会

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公開日: 2018-12-17  

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