研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がん薬物療法レジメン別、がん種と適応ライン別に、副作用とその対処法を1冊にまとめた患者向け説明書は、2017年2月に所属施設で運用開始した。当初は、消化器、呼吸器、皮膚科の3診療科であったが、追加、修正等を行い、2020年3月末現在で、85レジメン109冊となった。 所属施設だけでなく、全国のがん薬物療法を受ける患者・家族および医療者に有用と考え、2019年2月にWebで公開し、PDFでダウンロードできるようにした。これにより、説明書をいつでも、全国どこからでも利用することができる。Web公開から2020年3月までの累積ページビュー数は約32,000、累積ダウンロード数は約16,000であった。
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