研究課題/領域番号 |
17K12282
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
野口 真貴子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (30459672)
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研究分担者 |
村山 より子 千葉科学大学, 看護学部, 教授 (70289875)
飯塚 幸恵 東京女子医科大学, 看護学部, 講師 (70597244)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 母子 / 食習慣 |
研究実績の概要 |
本研究は、1.幼児と母親をペア(組)として双方の食習慣を明らかにする、2.幼児と母親を対象とした食に関する教育プログラムを開発する、の2つを目的とした調査研究である。これまで、研究目的1は、母子を対象とした食習慣調査によって達成できている。その結果を改めて総括するとともに、健康教育プログラムの枠組みを検討した。その主たる内容は、1.食事バランスの見直し、2.幼児のサプリメント使用、3.生活習慣と食事である。加えて母親と子どもの栄養補助食品の利用行動がおおむね一致していたことから、これらをテーマとする母親、幼児を共に対象とする教育プログラムが調査結果より必要と考えた。これらの教育プログラムの骨子は、専門職者間で討議し、さらに学会で発表し、参加者よりも意見をいただいた。来年度は、引き続き、教育プログラムの洗練化を行い、継続的な母子の日々の行動変容として実現されるようにアプローチする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
健康教育プログラムの内容を、幼児を育てている母子への提示、および調査フィールドへの調査結果と健康教育プログラムの報告が、新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、実施できない状況にある。そのため、研究進捗が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウィルス感染症の蔓延が、予想以上に長期化し、沈静化が期待できない。研究代表者が蔓延地域に享受していることから、今年度は直接的な母子とのやり取りは避け、文書やネット会議などの手法や、専門家の意見聴取を行い、健康教育の洗練化を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルス感染症の蔓延に伴い、対外活動が制限されたため。
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