本研究の目的は、先天性心疾患(以下、CHD)児の母親の『母親としての自信』を育む初期療育支援プログラムの開発である。研究期間中、研究者の研究環境の変化により当初実施予定であったインタビュー調査の実施が出来なくなったが、その分を文献検討の実施により補い、質問紙調査を用いた量的研究を実施した。文献検討によって症状マネジメントの視点等を項目として追加し調査を開始したが、前述した研究環境の変化によって調査開始時期が遅延したこと、新型コロナウイルス感染拡大に伴う研究活動の中止により、現在、予定した対象者数に達していない。研究活動再開の許可が出され次第、調査を再開し、結果を論文としてまとめる予定である。
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