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2018 年度 実施状況報告書

チームリーダーのためのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12306
研究機関静岡県立大学

研究代表者

太田 尚子  静岡県立大学, 看護学部, 教授 (50285053)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード周産期喪失 / 教育ニーズ / 研修プログラム / 質的記述的研究 / 看護者 / チームリーダー
研究実績の概要

今年度は昨年に引き続き、チームリーダーの教育ニーズを明らかにする質的記述的研究に取り組み、データ収集、データ分析を行った。また、研修プログラム開発の参考とするため、グリーフカウンセラー養成講座、周産期心理支援研修会、ファシリテーション研修会を受講した。
研究課題名:チームリーダーのためのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムの開発:チームリーダーの教育ニーズ
目的:臨床でケア経験を積んだケアチームのリーダー的立場の看護者が、どのような教育ニーズを持っているか明らかにすることを目的とする。研究協力者:全国の産科や周産期病棟に勤務している看護師・助産師で、研究者が開発したペリネイタル・ロス看護者研修プログラムを受講して、現在、病棟においてケアのリーダー的立場にある看護師・助産師10名。データ収集方法:インタビューガイドを用いた半構造化面接法。データ分析:収集したデータを逐語にお越し、チームリーダーの教育ニーズについて語られている部分を抜き出してコード化し、継続比較検討をしながら、サブカテゴリ―、カテゴリーを作成した。結果:チームリーダーの教育ニーズとして、<チームメンバーへの教育方法><ディスカッションでのファシリテーション><若手メンバーへの精神的サポート><グリーフケア外来の開設方法><他職種や地域との連携方法><サポートグループの立ち上げと運営方法>のカテゴリーが抽出された。
進捗状況:昨年度と合わせて、全国の助産師10名からデータ収集を行ない、チームリーダーの教育ニーズについて明らかにした。これらのニーズを基に、研修プログラムを開発する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研修プログラムの構成と内容の検討に時間がかかっている。

今後の研究の推進方策

チームリーダーの教育ニーズの研究結果を学会で発表し、論文投稿する。また、結果を基に引き続き、研修プログラムの開発を行う。

次年度使用額が生じた理由

教育活動と日程が重なり、海外研修に行くことができなかった。

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公開日: 2019-12-27  

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