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2022 年度 実績報告書

チームリーダーのためのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12306
研究機関静岡県立大学

研究代表者

太田 尚子  静岡県立大学, 看護学部, 教授 (50285053)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード周産期喪失 / 教育ニーズ / 研修プログラム / インストラクショナル・デザイン / プログラム開発 / チームリーダー
研究実績の概要

昨年度は、チームリーダー向けの教育プログラムをオンライン開催用に再検討したが、ファシリテーションのところ等でオンライン開催を行うことの限界を感じた。再度、対面開催用に構成しなおし、最初から検討し直した。
研究課題名:チームリーダーのためのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムの開発
目的:チームリーダー向けのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムを開発する。
方法:教育効果の高いプログラムを開発するため、アンドラゴジー論をベースに、Dick&Careyのインストラクショナル・デザインの手順に沿って、システマティックにプログラムを開発した。手順は、1.教育分析、2.学習者分析とコンテキスト分析、3.パーフォーマンス目標の作成、4.評価基準の開発、5.教授方法の開発、6.教材の開発と選択、7.形成的評価、8.インストラクションの改訂である。
教育ゴールは、1.チームメンバーに対する教育プログラムが立案できる。2.メンバーの精神的サポートができる。3.同じ方向を向いて支え合えるチームを作ることができる、4.新たなケアシステムを構築するための企画書を作成できる、である。また新たに、5.地域での包括的なグリーフサポート・システムを構築するために多職種と協働できる、を追加した。プログラムの大枠は固まったので、今後、専門家の意見を取り入れながら、プログラムを洗練させて、実際に実施し効果を評価していく。
また、地域での包括的なグリーフサポート・システム構築のため、最初の試みとして、県内の7つのサポートグループが集い、また行政からも参加いただき、情報交換、ネットワークづくり、ファシリテーション研修を行う交流会を開催した。チームリーダー向けのプログラムでは、行政、サポートグループ、医療機関、心理関係者などの協働による包括的なサーポートに繋げるための内容を盛り込んでいく。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 周産期のメンタルヘルス ペリネイタル・ロスで子どもを亡くした母親や家族へのグリーフケア2022

    • 著者名/発表者名
      太田尚子
    • 雑誌名

      精神科看護

      巻: 50(1) ページ: 11-17

  • [学会発表] ペリネイタル・ロスを経験した母親の行政へのサポート・ニーズ2022

    • 著者名/発表者名
      鈴木紗衣、太田尚子
    • 学会等名
      第11回日本公衆衛生看護学会学術集会

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公開日: 2023-12-25  

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