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2021 年度 実施状況報告書

ベビーマッサージが産後うつ傾向に与える影響―予防と直接的支援の検討―

研究課題

研究課題/領域番号 17K12308
研究機関県立広島大学

研究代表者

伊藤 良子  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 講師 (70594430)

研究分担者 笠置 恵子  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 名誉教授 (30101471)
日高 陵好  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 教授 (90348095)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワードベビーマッサージ / 産後うつ / 愛着 / 夫婦関係 / DVスコア / ネガティブライフイベント
研究実績の概要

周産期のうつ傾向とボンディング(愛着)障害とそれぞれの要因(妊娠の受容・愛着・夫婦関係・ネガティブライフイベント)との関連を明らかにするための妊娠期から産後6か月までの継続調査では,産後3か月までのアンケート調査は終了しており7月にはデータ収集が終了する予定である。各時期のネガティブライフイベント・夫婦関係満足度・DVスクリーニング・児への愛着と産後うつ傾向との関係とベビーマッサージの影響を明らかにする予定である。
また,これまでにベビーマッサージを実施したことのない母親にベビーマッサージ前後の子どもの様子と自身の生活,ベビーマッサージに対するイメージの変化などについてインタビュー調査を行ったので,質的調査によるベビーマッサージの影響について明らかにしていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

西日本豪雨災害,調査該当地区の市役所の移転,新型コロナ感染症による行動制限により調査開始が遅れたこと。新型コロナウイルス感染症の妊産婦の感染による早産リスクが明らかとなり,計画していたベビーマッサージ教室の開催ができなくなり,ベビーマッサージ実施者が少なかったことが影響した。

今後の研究の推進方策

継続調査を7月に終え,データの解析を行う。周産期のうつ傾向とボンディング(愛着)障害とそれぞれの要因(妊娠の受容・愛着・夫婦関係・ネガティブライフイベント)との関連を明らかにする。
産後うつ傾向にある母親のベビーマッサージ実施の影響や質的研究からのベビーマッサージの影響を明らかにする。

次年度使用額が生じた理由

実施が遅れているため,調査研究を継続し,予定通り研究を遂行し計画通り使用する。

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公開日: 2022-12-28  

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