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COVID-19状況を慎重に見極めながら、十分に配慮をしてフィールドでのインタビュー調査の実施可能時期を見定めた。高齢者や認知症の家族をケアする子ども・若者への支援者のインタビューを実施した。本研究課題へ取り組んでいるこの数年間において、家族をケアする子ども・若者に対する社会の関心が高まり、国および自治体の取り組みがはじまり、研究対象者からの協力も得やすい状況であった。
収集データから分析を行い、そこから課題を検討し、支援プログラム案を作成した。
また本研究計画の最終年度に予定していた、プログラムの修正・改良とへの示唆を得るため、子ども・若年介護者支援に関する取り組みが進んでいるイギリスにおける成果発表と情報交換について、現実的に可能なものを実施した。2022年度に開催される学会等の専門分野及び時期について情報収集をし、検討した。研究の進捗状況及びそれらの学会等の開催情報、そして大学の教育業務のスケジュール等を照らし、現状までの成果の共有と、イギリスにおける高齢者や認知症の家族をケアする子どもの発見・支援に関する情報交換を本研究のまとめの段階で実施した。その内容としては、本研究課題の調査結果として本邦の家族を介護する子ども・若者に関する実態について、イギリスの実践者と共有しながらディスカッションを行った。また、イギリスにおける家族をケアする子ども・若者の発見・支援について情報交換を行い、その実際についての理解を深め、本研究課題におけるまとめを行った。
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