採血や点滴などの侵襲的処置体験をした子どもの心理的回復のための援助実践に向けて「侵襲的処置体験をした子どもへのアフターケアモデル」を構築した。第1段階は、侵襲的処置後の子どもへの看護師の関わりと子どもの心理的回復の関係について、看護師を対象に面接調査を行った。第2段階は第1段階の結果を基に、侵襲的処置後の心理的回復に必要な援助について全国の看護師を対象に質問紙調査を行い、第1段階の調査結果と合わせ、侵襲的処置体験をした子どもへのアフターケアモデル(案)を作成した。第3段階で「侵襲的処置体験をした子どもへのアフターケアモデル(案)」を用いて看護師による援助を行い、有効性を検証した。
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