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2022 年度 実績報告書

褥婦の全身の筋肉疲労に対する包括的緩和ケアプログラムの開発とその有効性の評価

研究課題

研究課題/領域番号 17K12384
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

子安 恵子  滋賀県立大学, 人間看護学部, 講師 (80405365)

研究分担者 松尾 博哉  大阪信愛学院大学, 看護学部看護学科, 教授 (60229432)
上山 直美  千里金蘭大学, 看護学部, 准教授 (00449886)
千場 直美  神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (90347005)
尾筋 淑子  関西看護医療大学, 看護学部, 准教授 (40734497)
古川 秀敏  関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (10316177)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード褥婦 / 筋肉疲労 / 包括的ケアプログラム
研究実績の概要

本研究の目的は、産後の女性(産後3日~2か月頃まで)を対象に、全身の筋肉疲労に対する包括的な緩和ケアプログラムを実施し、その有効性を評価することである。プログラムの内容は、呼吸法、ストレッチ法、授乳姿勢、家族による摩擦法である。研究期間を通じて、産褥早期から継続的に実施できるプログラムの作成に取り組んできた。先行研究の知見を踏まえ、専門家の知識を得ながら、短時間の実施で効果的なプログラムになるよう、その方法について、繰り返し検討して作成した。プログラムは、対象者に理解していただきやすいものとなるようイラスト入りのリーフレットを制作した。また、研究期間中に、新型コロナ感染症の予防策を講じる必要性が出てきたため、プログラム全体の説明、具体的な方法や留意点(主に、呼吸法とストレッチ法)についての動画も制作した。動画は、対象者が自宅でも繰り返し視聴できる方法を取り入れ、内容を確認しながら実施できるものとなるよう工夫した。
プログラム実施による筋肉疲労への効果の検証については、新型コロナ感染症の影響により、計画通りに進まない状況が続いた。しかし、2022年度の後半からは、共同研究施設のご協力を得て、調整を重ねることで、プログラムの実施とデータ収集を開始することができた。現在のところ、当初に予定していた対象者数より少ないが、データ収集を進めながら、得られたデータから効果の評価を実施している状況にある。

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公開日: 2023-12-25  

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