| 研究課題/領域番号 |
17K12396
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| 研究機関 | 大分大学 |
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研究代表者 |
小野 光美 大分大学, 医学部, 准教授 (20364052)
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| 研究分担者 |
竹田 裕子 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (60598134)
原 祥子 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (90290494)
神田 秀幸 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (80294370)
森 万純 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 助教 (60533099) [辞退]
三重野 英子 大分大学, 医学部, 教授 (60209723)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | end-of-life care / 高齢者看護 / 介護老人保健施設 / 地域包括ケアシステム |
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| 研究実績の概要 |
本研究の最終目的は，地域包括ケアシステムおいて介護老人保健施設を核として地域の中で最期までをその人らしく生き抜くことを支える看取りケアモデルの開発である。
今年度は事例検討を重ねながら，「高齢者の看取りケア指標」の要素の抽出・整理を実施し，質問紙調査により，指標の構成概念妥当性・信頼性の検討，看取りケアの実践と困難性の認知，仕事満足度との関連の検討を行う予定であった。
しかし，新型コロナウイルス感染症による感染状況は落ち着きを見せず，高齢者施設は感染予防対策・感染者への対応に追われる状況が続いた。そのため，介護老人保健施設を対象とした研究の遂行は困難であった。施設の管理者や看護師から状況を伺い，研究実施の相談をしながら，「高齢者」「介護施設」「看取り」「End-of-Life care」「ACP」「意思決定支援」「終末期の倫理」「パンデミックの倫理」等をKey wordに，研究論文や図書のデータ整理を行った。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を受け，介護老人保健施設をフィールドとした研究は実施困難であったため。
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| 今後の研究の推進方策 |
介護老人保健施設での看取り，在宅療養支援の状況は，新型コロナウイルス感染症発生以前の状況と大きく異なっていることが推察される。そのため，まずは，新型コロナウイルス感染症発生後における介護老人保健施設の看取りや在宅療養支援の現状について聞き取りを行う。その結果をふまえ，「高齢者の看取りケア指標（案）」を作成し，新型コロナウイルス感染症の感染状況に配慮しながら，質問紙調査を実施する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
研究調査や学会参加ができなかったため，旅費や謝金の使用がなかった。
当初の研究計画を変更し，聞き取り調査やその結果を踏まえて実施する質問紙調査を行う。そのため，使用計画についても若干の変更を行い，物品費，旅費，人件費に使用する予定である。
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