研究課題/領域番号 |
17K12410
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
植本 雅治 神戸市看護大学, 看護学部, 名誉教授 (90176644)
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研究分担者 |
三浦 藍 人間環境大学, 看護学部, 講師 (10438252)
平野 裕子 (小原裕子) 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (50294989)
瀧尻 明子 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (70382249)
野上 恵美 神戸大学, 国際文化学研究科, 協力研究員 (90782037)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 認知症 / ベトナム / 老人看護 / 看護教育 |
研究実績の概要 |
年度初めより、日本人研究参加者と準備会議を重ね、調査時における、手順、調査内容を検討し、年度内の調査計画を作成、調査時に用いる質問書の作成を行った。その後、ベトナム側、調査協力機関と連絡、協議を行い、調査期間を定めた。 平成30年度3月に、ホーチミン市では同市精神科病院において、7件の認知症患者家族への聞き取り調査を行った。ホーチミン市内に住む認知症患者宅を訪問、環境を確認するとともに同居の家族からの聞き取り調査を行った。 ダナン市においてはダナン大学で、今後の研究協力の予定を確認するとともに今後の面接対象者あっせんの確約を得た。また、ダナン市内に住む精神科疾患を有する患者宅において、環境を確認するとともに、家族に聞き取り調査を行った。 現在、これら聞き取り調査の結果につき分析を進めつつある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ベトナムでの調査地、調査協力機関も複数となるため、日程調整が複雑となり、調査機関の設定に時間がかかっている。
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今後の研究の推進方策 |
現在まで得られたデータの分析を進めるとともに、さらに患者家族への聞き取りを進める予定である。これまで、病院に受診している患者の家族からの聞き取りが主であったが、今後は、主として未だ病院受診に至っていない患者家族からの聞き取りを行うことを計画しており、それに向けたベトナム側との協議、調整を始めている。
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次年度使用額が生じた理由 |
調査のための出張が、短期間東京なったため残額が生じた。残額は次年度調査出張に使用予定である。
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