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2020 年度 実施状況報告書

食行動関連障害のあるレビー小体型認知症高齢者の在宅ケアモデルの検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K12426
研究機関松蔭大学

研究代表者

草地 潤子  松蔭大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (40269460)

研究分担者 横山 悦子  順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (40329181)
品川 俊一郎  東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (90459628) [辞退]
永澤 成人  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (30759048) [辞退]
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワードレビー小体認知症 / 在宅高齢者 / 食行動障害 / 介護者
研究実績の概要

2020年の5月、2021年の1月に緊急事態宣言が発出され、人を対象とする研究活動に制限が生じたため、研究期間を1年延長した。当初行う予定であった研究計画ではレビー小体認知症患者への身体計測や介護者へのインタビューができなくなり、研究計画の研究方法を変更をする必要性が生じた。2020年に行った活動は、2018年以降に投稿された関連論文の収集および、実際活動している介護支援員への意見聞き取り、2019年2月~3月に神奈川県の精神科病院付属のデイケアにおいてレビー小体認知症の患者の食事状況の参加観察をもとに、研究計画書を修正した。研究対象を在宅生活するレビー小体認知症高齢者とその日常生活のケアマネジメントを行う介護支援専門員から、患者の家族介護者に変更し、研究方法は質問紙による実態調査へと変更した。文献収集により介護者の負担は食形態、食事時間との関連があることが明らかになっており、その項目についての詳細が明らかになるように質問紙を検討している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言により、患者や介護者とのインタビュー、調査ができなくなったため。オンラインによる講義や授業動画などの作成や看護学実習の新しい方法の調整に時間を必要とした。高齢者を対象とした研究のため、感染拡大予防の観点から研究活動再開時期の見極めが困難であった。非接触での研究方法で目的の内容を調査することができるか検討した。

今後の研究の推進方策

在宅での同居介護経験のある、レビー小体型認知症の介護者を対象に質問紙による実態調査研究に切り替え、研究計画書を修正し、所属の倫理委員会に提出した。対象についてはレビー小体型認知症家族を支える会に協力を仰ぐ予定である。

次年度使用額が生じた理由

質問紙調査を行うための、印刷費、コピー用紙、封筒代、往復の郵送費、対象者への謝礼品、データ入力の人件費

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 看護職者の経験を記述した現象学的看護研究についての文献検討2020

    • 著者名/発表者名
      菊池 麻由美(東邦大学 看護学部), 草地 潤子, 福山 隆夫, 三崎 和志
    • 雑誌名

      東邦看護学会誌

      巻: 17 ページ: 19-27

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [図書] 新看護学13 老年看護2021

    • 著者名/発表者名
      六角僚子
    • 総ページ数
      246
    • 出版者
      医学書院
    • ISBN
      978-4-260-03177-6

URL: 

公開日: 2021-12-27  

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