研究課題/領域番号 |
17K12448
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
東海林 美幸 山形大学, 医学部, 助教 (90735911)
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研究分担者 |
小林 淳子 山形大学, 医学部, 教授 (30250806)
古瀬 みどり 山形大学, 医学部, 教授 (30302251)
鈴木 達哉 山形大学, 学内共同利用施設等, 講師 (10727514) [辞退]
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 訪問看護師 / 在宅看護実習 / 実習指導 / 教育プログラム / アプリ |
研究実績の概要 |
2018年度は,在宅看護実習指導に従事する訪問看護師10名を対象に,訪問看護師の在宅看護実習指導の実態を明らかにすることを目的にインタビュー調査を実施した。その結果の一部として,訪問看護師は,世代間のギャップ,同行訪問への負担感,指導の難しさ,自分なりに行う指導への不安などの困難を抱えており,それに対し,学生を理解し支援する,学生にあわせた指導をする,指導に工夫をする,在宅療養環境に合わせた指導をする,利用者と学生をつなぐという対処をしていた。しかしながら自分なりに行う実習指導への不安については対処できていないことが明らかとなった。在宅という病院とは異なる場,顧客である利用者最優先の状況下での看護実践を指導する際,教育アプリは実習指導について時間や場所を選ばずに,主体的に学ぶことが出来るものであることのほかに,系統的で整理された指導を実施できるツールとしての活用できることの重要性が示唆された。 また教育アプリを構築するために,訪問看護師の現任教育,実習指導者講習会の内容,先行研究,文献等の検討を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予備調査を終了し,教育アプリの具体的内容の構築の段階である。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は,教育アプリの試作,プレテストを実施し,介入調査(全国調査)に向けての準備を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
全国調査の実施を次年度以降に変更したため。
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