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2022 年度 研究成果報告書

思春期のメンタルヘルスリテラシーを実施する教員に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K12468
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関愛知県立大学

研究代表者

山田 浩雅  愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (60285236)

研究分担者 糟谷 久美子  愛知県立大学, 看護学部, 助教 (10553357)
戸田 由美子  愛知県立大学, 看護学部, 教授 (60325339)
中戸川 早苗  北里大学, 看護学部, 准教授 (60514726)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード精神保健教育 / メンタルヘルスリテラシー / 学校保健 / 精神疾患教育 / 思春期
研究成果の概要

2022年4月から高校の保健の教科書に,40年ぶりに「精神疾患」の項目が入り,新たな精神保健(メンタルヘルスリテラシー:MHL)教育が始まった.本研究の目的は,将来精神保健の実施が予測される小・中学生の保健を担当する教員に, 教育の現状や希望等を明らかにすることである.調査結果411名の回答から,精神疾患の授業を「していない」が72%.MHL教育を進んで対応はしないとしつつも,将来の実施に35%の教員が「不安」と回答し,専門的サポートを活用したいと「思う」「少し思う」が91%.精神疾患について殆ど知らない教員は,専門知識や有用なコンテンツの提供,医療従事者と連携したMHL教育が必要と示唆した.

自由記述の分野

精神看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

2022年,高校で40年ぶりに新たな精神保健(MHL)教育が始まった.日本において精神保健の大切な転換期であると考える. 本研究は,将来MHL教育の実施が予測される小・中学校の教員にこの教育への考えを調査した.
教員自身のMHLの理解、教員養成の時期からMHLの実施や専門的教育支援の必要が問われ, MHL教育が思春期から広く啓発され,様々な障害への社会の偏見の改善や受療行動の促進が重要となる.

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公開日: 2024-01-30  

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