本研究の目的は,要介護高齢者のセルフマネジメント,インフォーマルサポート,フォーマルサポートと就労介護者のワーク・ライフ・バランスとの関連について明らかにすることである. 本研究では,ケアマネジャーによる介護者の就労継続のための支援として,【不在時の環境調整】【負担軽減支援】【心理的支援】【チーム間の関係調整】が行われていることが明らかになった.また,就労介護者のWork-Family Conflictに応じた支援を行っており,就労介護者のWIF・FIWが高いほど,【負担軽減支援】【心理的支援】を行っていることが明らかになった.
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