研究課題/領域番号 |
17K12496
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
河野 由美子 富山県立大学, 看護学部, 准教授 (90566861)
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研究分担者 |
桜井 志保美 石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (50378220)
小泉 由美 公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (70550763)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 認知症グループホーム / 介護職 / ストレス緩和 / ストレッチ |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、認知症グループホーム介護職のストレス緩和を目指したストレッチプログラムの開発と効果検証である。令和3年度は、研究協力者を増員して効果検証を明らかにする予定であった。しかし、コロナ禍で認知症グループホームの介護職を対象者としており、業務の煩雑さや感染状況が影響し、増員することはできなかった。 研究の概要 1.前年度の協力者にストレッチプログラムの継続意思を確認し、12週間続けてもらいデータ分析した。1)ストレス状況結果:①唾液IgA前中央値76.6μg/ml、12週後87.4μg/mlで増加しているが有意差はなかった。②バーンアウト尺度は、情緒的消耗感では前13.5±5.1点、12週後13.6±5.0点であった、脱人格化では前10.4±4.4点、12週後11.1±4.4点であった、個人的達成感前15.1±5.4、12週後14.0±4.0点であった。いずれも有意差はなく得点の変化もほとんどなかった。 2)気分プロフィール(POMS)では、前年度において有意傾向があると報告したが、再分析をしたところと前と4週間後の比較において怒り‐敵意(p=0.032)、疲労‐無気力(p=0.043)と有意差を認めた。 3)その他の結果:睡眠の質変化は12週後も16名はよいと回答があった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
1.コロナ禍で認知症グループホームの新たな開拓が困難であり、新たな協力者を得ることはできなかった。 2.コロナ禍でリモート教育指導が続き、臨地実習等の調整にも時間を要し、研究に費やす時間を十分に持つことはできなかった。 3.2のことから分析に要する時間確保が困難な状況である。
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今後の研究の推進方策 |
新たな研究協力者を得られることは困難と判断し、今までの収集したデータ分析を進め学会発表、論文作成を進める予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
新たな研究協力者をを得ることができず、研究データ分析費用や郵送費が使用できなかった。また、学会発表できず学会参加できなかったため。 今年度は、学会発表および論文作成に充てたいと考えている。
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