研究成果の概要 |
訪問看護師による在宅死を可能にする能力は,インタビュー調査から「客観的な立場で環境の調整と指導」「連携と継続した管理」「相談と要望の実現化」「迅速な対応」「高度な技術」「丁寧な態度」であることが明らかになった.次にこれらの結果から「在宅看護における看取りの為の訪問看護能力尺度」を作成するために看護支援34項目について全国調査し,「家族を尊重する3項目」「患者の状況を伝える3項目」「自分に責任を持つ3項目」「多職種と連携する3項目」「訪問看護に関する技術と知識2項目」の14項目が抽出され内的妥当性を確認した.モデルの確認においてもCFI0.965RMSEA0.059と概ね良好な尺度が作成された.
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