研究課題/領域番号 |
17K12555
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
月野木 ルミ 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (30634464)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 被扶養者 / 未受診 / 生活習慣病予防 |
研究実績の概要 |
1.研究フィールドの開拓と本調査の実施:調査フィールドの開拓を半年行い、その結果、協力の得られた京都市・八尾市の子育てサロン参加者、品川メッセ参加者、ネットワークサンプリングによる参加者を対象とした調査を実施した。調査内容は、自記式質問紙および手指による自己採血検査(デメカル)、血圧測定を実施した。その結果、予定を大幅上回る約180名のデータを収集することができた。 2.調査終了後の入力・血液データと調査票入力データの突合作業、基礎集計と実施報告の作成:得られた調査を順次集計し、血液データと調査票入力データの突合作業を行った。 その後、基礎集計と各調査の実施内容等の報告書を作成した。 3.研究フィールドのさらなる開拓:研究フィールドは、子育てサロン、子育てイベント、個別調査(ネットワークサンプリング)と大別できた。子育てサロンは、他と比べて人数が少ないため、比較できるように、次年度に向けて依頼を続け研究実施の承諾をサロン代表者から得られた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
対象者が予想以上に集まった。計画通りのペースで解析等が進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、子育てサロンでの調査を進め、子育て世代の被扶養者が受診しやすい健診の在り方が提案できるよう、解析と解釈を進める。 また、結果の学会もしくは論文での発表を計画的に進めていきたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
出張等が予定よりも回数が少なく、低額で行けたことが大きい。その分を次年度の調査代と研究補助員の人件費に充てたいと考えている。
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