研究課題
基盤研究(C)
関東・関西地域の小学校以下の子供を持つ49歳以下の女性を対象に、健康管理の把握と手指採血による血液検査を実施した。その結果、健診・がん検診未受診の被扶養者が考える理想の健診は、待ち時間が短い、子連れ可、低予算・無料、がん検診と同時受診、所要時間は1時間以内であった。自己採血は、場所を選ばず実施できる点を利点と考える者が多かった。
公衆衛生
本研究結果から、子育て中の被扶養者に対する健診受診率向上の方策は、1)健診内容を、待ち時間が短い、子連れ可、低予算・無料、がん検診と同時受診、所要時間は1時間以内とする、2)自己採血は、自宅や子育て支援活動などの場で、健診受診への動機づけとして活用する、と示唆された。