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2022 年度 研究成果報告書

教育現場における遺児支援の構築に向けた介入ツールの開発と検証に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K12570
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域看護学
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

佐藤 利憲  福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (10583031)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード遺児支援
研究成果の概要

現在、教育現場での遺児支援は不十分であり、支援体制を構築していく必要がある。本研究は、COVID-19の影響を受けたが、各地で開催された遺児支援の人材育成事業への協力や、研修会、チラシの配布を通して、教育機関への遺児支援の普及・啓発を実施した。これにより、今後の調査に向け、各地の支援団体、ならびに教育機関の調査体制の整備と連携が強化された。また、支援団体や遺族の協力を得て、遺児支援の普及・啓発ツールを作成した。
COVID-19は、遺児・遺族にも大きな影響を及ぼし、生活のしづらさが助長されていた。今後はさらに、教育機関における支援を含め、地域での遺児・遺族支援を構築・拡大していく必要がある。

自由記述の分野

児童・思春期精神看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

遺族支援は、自死や災害をきっかけに支援の必要性が浸透してきているが、遺児支援は遅れ、教育現場での遺児支援はほとんど実施されていない。また、遺児支援に限らず、教育現場、ならびに関係者と、他の支援者が連携するめには、多くの課題や調整が必要となる。よって本研究による教育現場への遺児支援の普及・啓発によって連携が強化さたことは学術的な意義があると考える。また、支援団体や遺族の協力を得て、遺児支援の普及・啓発ツールを作成したことは、地域での支援を構築・拡大する一助となり、さらには、遺児も含めた児童生徒へのメンタルヘルスリテラシーの向上が期待でき、学校保健・看護に寄与するものと考える。

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公開日: 2024-01-30  

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