研究課題/領域番号 |
17K12571
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
末永 カツ子 福島県立医科大学, 看護学部, 博士研究員 (70444015)
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研究分担者 |
堀内 輝子 福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (00534083)
木下 美佐子 福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (50791919)
高橋 香子 福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (80295386)
片桐 和子 福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (80317627)
山田 智惠里 福島県立医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (90322940)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | アクションリサーチ / コミュニティ再生 / エンパワメント / 超高齢者 / 帰還 |
研究成果の概要 |
本研究は、原発事故により住民のいない地域に長期避難し、自宅に戻った高齢者が、研究者(保健師、地域支援者を含む)と協働して行ったアクション・リサーチである。アクションリサーチの核となったのは、7年間続いたサロン活動である。サロン活動で行われた様々な交流が、参加者の個人的・集団的なエンパワメントと協力を促進したことを確認することができた。以下は、参加者が取り組んだアクション・リサーチのプロセスと、彼らのエンパワーメントを促進した相互作用のプロセスである。
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自由記述の分野 |
公衆衛生看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、本研究の被災地のコミュニティ再生を目指すアクションリサーチの手法でのアプローチは、今後万が一にも原発事故等の危機的状況が生じた際のとりくみの参考となると考える。また、超高齢社会の進行する中で超高齢者が自らのエンパワメントとコミュニティ再生をめざすサロン活動の実践活動の主体となった実践事例は、地域づくりの担い手としての後期及び超高齢者の可能性を示唆する知見となると考える。
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