研究課題/領域番号 |
17K12596
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
嶋澤 順子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00331348)
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研究分担者 |
上野 まり 自治医科大学, 看護学部, 教授 (50323407)
大澤 真奈美 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (50331335)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 精神障害者 / 訪問看護ステーション看護師 / 退院直後集中支援 |
研究実績の概要 |
5訪問看護ステーションに所属する8名の訪問看護師を対象に調査を実施した。インタビューガイドに基づく半構造的面接調査のほか、訪問看護師の支援対象者の病状、生活能力について既存の評価尺度(BPRS,LASMI)を用いて調査した。面接調査はいずれも60分程度を要する内容である。録音反訳し、逐語禄を作成した。逐語禄を熟読し、質的記述的分析を開始した。精神障害者の退院直後集中支援モデルの構築を目指し、さらに2訪問看護ステーションに所属する3名の訪問看護師の調査を追加予定である。追加データの分析結果は、現在分析中の結果と統合する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
今年度までに調査を終了し、支援モデルの構築を完成する計画であったが、調査対象者の選定が計画より大幅に難航した。そのため、現在終了している調査に、データを追加する必要が生じている。
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今後の研究の推進方策 |
精神障害者の退院直後集中支援モデルの構築を目指し、さらに2訪問看護ステーションに所属する3名の訪問看護師の調査を追加予定である。追加データの収集場所(訪問間gステーション)からは内諾を得ている。このたびの新型コロナウイルス感染拡大予防対策を鑑み、安全に調査できる環境が整い次第、調査を再開する予定である。追加データの分析結果は、現在分析中の結果と統合する。
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次年度使用額が生じた理由 |
調査対象者の選定に難航し、計画どおりに進行できなかった。そのため、研究期間を1年間延長し、追加のデータ収集を行う予定である。調査対象者にはすでに内諾を得ており、このたびの新型コロナウイルス感染拡大予防対策の状況を鑑み安全に調査できる環境が整い次第、調査を再開する。分析は、質的記述的に行う計画である。そのため、共同研究者らと討議しながら丁寧に進める。分析結果は、年度内にまとめ、学会発表、学会誌投稿を行う。そのため使用用途は、調査のための旅費、謝礼、録音反訳人件費、研究会議のための会場費、旅費、論文投稿のための英文校正等を予定する。
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