| 研究課題/領域番号 |
17K12607
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| 研究機関 | 久留米大学 |
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研究代表者 |
重松 由佳子 (有馬由佳子) 久留米大学, 医学部, 教授 (90320390)
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| 研究分担者 |
藤野 成美 佐賀大学, 医学部, 教授 (70289601)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | パートナーシップ / 災害復興支援 / 公衆衛生看護 / 母子保健 / 保健師 |
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は、復旧・復興期における乳幼児のいる被災家族への市町村保健師の育児支援モデルの開発である。
本研究にて、発災後及び復旧・復興期に被災地で育児の支援を行った被災地の子育て支援施設は、被災前の「日常の活動の組織間のネットワーク」、「個人的ネットワーク」、 「地域ネットワーク」、「日常活動における物的備え」、「日常生活の活動の共有」、「地域住民の把握」、「積極的な地域貢献活動」、そして、被災後の「日常の活動の組織間・個人的ネットワークをいかした支援の依頼」、「地域ネットワークの支援」、「行政からの支援」により、被災した乳幼児のいる家族の支援を行っていることが明らかになった。また、被災地内外の支援のコーディネートを行う役割を担う市町村保健師の活動の課題をグループインタビューで検討した結果、「前災害期の担当地域の社会資源の共有」「前災害期の被災時の情報共有方法の検討」「活動共有による子育て支援施設の特性の共有」「発災後の情報共有手段の検討」「プラットフォームの運営」「被災時の地域の子育て支援施設の課題の共有」「被災地域外からの支援の調整」等が明らかになった。
2021年度は、今までの研究結果をもとに、被災地内外の支援のコーディネートを行う市町村の活動の実態調査を行う予定であったが、COVID-19に伴う、保健所の積極的疫学調査協力や学内業務の多忙により、研究に取り組む時間の確保が難しく、研究を進めることができなかった。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2021年被災地内外の支援のコーディネートを行う市町村の活動の実態調査を行う予定であったが、COVID-19に伴う、保健所の積極的疫学調査協力や学内業務の多忙により、研究時間の確保が難しく、計画的に進めることができなかった。
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| 今後の研究の推進方策 |
2021年度実施できなかった被災地内外の支援のコーディネートを行う市町村の復旧復興期に子育て支援活動を行うための発災前からの復旧復興期までの活動の実態調査行い、調査結果をもとに乳幼児のいる被災家族への市町村保健師の育児支援モデルの開発を検討する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19に伴う、保健所の積極的疫学調査協力や学内業務の多忙により、研究時間を確保することが難しく研究を行うことができなかった。２０２２年度被災地内外の支援のコーディネートを行う市町村の活動の実態調査を行う郵送費、印刷費、データ入力人件費などに使用する。
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