研究課題
若手研究(B)
清掃車を用いた都市情報収集基盤技術を構築するために、(1) 車載ネットワークにおける通信機会を分析するモデル、(2) 清掃車にセンサーを搭載する車載センシング実験システム、及び(3)実験システムから得られたデータを利活用し、お見守り、ゴミ排出量検知といったアプリケーションの開発を行った。これらの技術により、超スマート社会を実現するための次世代都市情報収集の構築技術を確立した。
情報ネットワーク
本研究は都市のデータ収集におけるゴミ清掃車のモビリティーの有用性を明らかにした。しかし、本研究は規模の限りがあるため、示した価値は氷山の一角にすぎないと考えている。今後、得られたデータの分析や新しいアプリの開発より、新しい価値を作り出す。研究成果を国際論文誌、国際会議等にて発表した。また、論文[4,5]の成果がYRP研究開発推進協会(YRP協会)WSN協議会のWSN-IoT AWARD 2019 最優秀賞を受賞した。本研究成果は、社会的にも高い注目を集めている。